栃木車中泊の旅・ラーメン道楽(行列のできる店・白河ラーメンの「みうら」)
栃木に来た時に必ず訪れる店、佐野ラーメン田村屋さんに引き続き、大好きな白河ラーメンの「みうら」さんを語ります。
さくら市の喜連川に向かう道々、新幹線のガード下に年季の入った看板が現れます。そして、その看板に続く車の列・・・
営業時間は小さな渋滞を作るほどの大人気店です。
さて、ようやく入庫できたと胸を撫でおろしても、店の前には更に入店待ちの人の列ができています。
次から次へと客足が途絶えないのですが、店内は客席数が多く回転が速いため思いの外、待ちません。
暖簾をくぐり店に入ると、混雑はしていても殺伐とした雰囲気がなく、まるで慣れ親しんだ親戚の家にいるような居心地の良さと温かみを感じる店内です。年齢層はまさに老若男女、子どももお年を召した方もいて、性別年代を選ばず愛されているのがわかります。地元の常連客に愛されて止まないのでしょう。
私たちは年に数回の訪問ですが、既に顔見知りとなった店員のお兄さんと挨拶を交わします。(覚えてくれて気さくに声をかけてもらえるの、嬉しいですね)
さて、私はいつもの「ワンタン麺(醤油)」です。
これが大好きなんです。
先ず、ここのラーメンはスープがたっぷり。これ、嬉しいですね。
私の肌感覚ですが、最近の、特にオシャレラーメンはスープが少ない店が多い気がしていまして・・・
まずスープを蓮華で口に含むと、鶏油の香りがわっと鼻を抜けます( *´艸`)
そうそう、これこれ!!!
スープは正統派、シンプルな醤油ですが、鶏油の香りとうま味が効いていますよ。
さて、具はワンタンに加え、チャーシュー、なると、メンマ、ホウレンソウ、海苔、ネギと定番のラインナップがこれでもかと鎮座している安心感☆
私の好きなワンタンはつるんつるんのトゥルトゥル。またこれが、醤油スープと相性が良く最高です。
そしてこの店のラーメンは、この自家製手打ち麺を語らずにはいられません。
唸るのは、麺の腰です。兎に角、もっちもち。
腰の強いうどんのような歯ごたえがあります。
モチモチながら、表面はつるつる。上の写真の艶でお分かりいただけるかと思います。
つるつるながら、手打ちならではのちぢれが、スープをうまく持ち上げます。
みんな大好き叉焼にも触れておきます。
ここの叉焼はスモークしてあるようで、これまたいいアクセントになっています。
噛みしめるごとに、お肉のうまみと燻された香りが口の中に広がり、正に至福( *´艸`)
醤油の正統派スープにも相性◎
ここの叉焼好きです('ω')ノ
うーん・・・ボキャブラリーが乏しく月並みな言葉でしか表現できないのが惜しいです。
尚、スープ同様に、麺も結構たっぷり入っています。
毎度引き合いに出して申し訳ないのですが、オシャレラーメンに在りがちな”見た目は凄く綺麗でいいけど、量が少なくて物足りないなぁ”なんてことはありません。
たっぷり食べられる大満足の一杯です。
さて、私はここ数回、すっかり醤油ワンタン麺に決め込んでしまいましたが、塩ラーメンや味噌ラーメンもあります。
そういえば、私も一度塩ワンタン麺を食べたこともありました。
塩も美味しかったです。あっさりしがちな塩ですが、煎り胡麻がたっぷりと香る満足の一杯でした。ただ、ワンタン麺にするならば、個人的にはやはり醤油との相性には敵わないと判断し、すっかり醤油ワンタン一辺倒と相成りました。
※塩ワンタン麺はメニューに無いのですが、オーダーしてみたら何の抵抗もなく受け入れられました。ちなみに、これまたメニューに無いですがチャーシュー麺も注文できましたので、スープを選んでカスタムが可能なようです。
他のお客さんのオーダーを聞いていると、ご高齢の常連さんと思しき方々は、味噌ラーメン注文されているのをよく耳にします(´ー`)
そのたびに味噌もいいなぁなんて思い、味噌は未だ試してないので、次こそは・・・
なんて言いながら、結局毎回ワンタン麺の欲に負けてしまう私。
2食はさすがに食べられないし、2日続けていくと他のものが食べられないし・・・
栃木は誘惑が多すぎて、お腹が困っちゃう(*´Д`)
栃木への車中泊の旅も大分慣れてきて、すっかり定番が出来上がりました。
気に入るとそこばっかり行く私(A型)ですので、どなたかもっとお勧めのお店がありましたら、ぜひ教えてください。